サプリでできる事、できない事
サプリメントでできる事、できない事1
加齢黄斑変性 サプリメント
委縮型、滲出型どちらについても、黄斑変性症患者に広く勧められているのが「ルテインサプリメント」です。
先に述べた黄斑変性症発症のリスクファクターとして考えられている「酸化ストレス」「高エネルギー光の刺激」から網膜を守っている可能性が高い色素(ルテイン)を効率よく摂取して網膜を守る事を目指します。
ルテインは脂容性のカルテノイドで体内では効率よく合成できない為、外部から摂取する必要があります。
緑黄色野菜に多く含まれているので、野菜をたくさん食べる事が継続的に可能であれば問題ないのですが、なかなか難しいのではないでしょうか。
ルテインが多く含まれていると言われている「ほうれん草」「ブロッコリー」「レタス」などを、サラダ(オイルドレッシングと一緒に)、炒め物として食べるように心がけてなお且つルテインサプリメントで補いましょう。
ここで大切な事は、サプリメントに頼ってはいけないと言う事。
今までもサプリメントで様々な栄養素を補う追跡試験が行われてきましたが、同量の栄養素を摂取しても、食品から摂った場合の方が効果が高いという結果がほとんどです。
あくまでもサプリメントは補助の立場である事を忘れてはいけません。